Divvy + ScreenJump or BetterTouchTool
やりたいこと
- デュアルモニタ環境でアプリケーションのウィンドウのモニタ間の移動や画面のサイズ調整をショートカットで行いたい
- 縦置きのディスプレイで下2/3にエディタ、上1/3にターミナルやpdfビューワーを置きたい
必要なもの
- BetterTouchTool(BTT)またはScreenJump
- Divvy
なぜ2つ必要なのか
- BetterTouchToolにもウィンドウサイズの変更機能があるが、画面下半分など規定のサイズ(1/2)しかできない
- Divvyにはウィンドウのモニタ間移動の機能がない
- ScreenJumpはマウスのカーソル(ポインタ?)を移動させるだけ
どうするのか
BTT+Divvyの場合
BTTには規定のアクションとしてモニタ間のウィンドウ移動があるので、それを活用。
- BTTでウインドウのモニタ間移動のショートカットを設定(PreferenceのKeyboardタブで右下にある+Add〜を押し、Predifined ActionからWindow Resize & Move→Move Window To Next Monitorを選択(最初の2つはMacの複数ディスプレイ間の移動なので、物理的に存在するモニタ間の移動ではない)
- Divvyでショートカットキー作成(下2/3や上1/3など)、その際にお好みのウインドウサイズも設定する
使い方としてはウインドウをモニタ間で移動させてサイズを調整する。
ScreenJump + Divvyの場合
ScreenJumpにもDivvyにもウィンドウを移動させる機能は備わっていない。
しかし、Divvyはショートカットを押したときのアクションがカーソルのあるモニタで行われることので、これを逆手に取って、ポインタを隣のモニタに飛ばしてからウィンドウをポインタのある移動させたいモニタの画面中心に表示させるというステップをとる。
- Divvyは下2/3や上1/3などに加えて、ウィンドウ移動をさせたときに表示させたいサイズや位置用のショートカットも設定する。(僕は画面中心にしました)
- ScreenJumpは好みに応じてキー割り当て変更
使い方は、まずポインタをモニタ間で移動させてから、Divvyのショートカットでウインドウのサイズ変更をすれば勝手に当該モニタに引っ張ってきてくれる。
良い点
- いちいちタッチパッドで移動させなくて良い
- 常に同じサイズでウィンドウが表示できる
- 自分でショートカットキーを割り当てられるので都合が良い
悪い点
- すべてに有料(BTT7ドルで2年間(ただしアップデートできなくなるだけ)、20ドルで一生、Divvy13ドル、ScreenJump2ドル弱)Divvyはデモ版を永遠に使える(たまにアップデートしますか的なのが出てくるけど。
- 両方常駐させる必要がある
- BTT+Divvyの場合、Divvyのウィンドウサイズ変更がポインタのあるウィンドウにで実行される(Aのディスプレイでサイズ変更したくても、ポインタがBのディスプレイにあればそっちに強制的に移される)ことに気をつけないと、ウィンドウを移動させてもサイズ変更のときに元のモニタに戻ってしまうことになる
どのアプリもあと一歩、かゆいとこに手が届かない感じ。
ってことでDivvy+ScreenJumpで調整&ウィンドウ移動も思いのまま。
てかコード書いて回す場合にはこれでいいけど、tex使うときは左右にエディタとpdfビューワーを置きたいから横置きのモニタもほしい。
正直IDEでエディタ内にターミナルを表示させるメリットがわからない(計算の途中経過を表示させているので横に長くなる)ので、ターミナルはエディタの外で大きな画面で眺めたい。