留学・音ゲー・研究備忘録

heine98の音ゲー・研究・留学の記録。Juliaとかlatexとか使います。

元指導教員

(あまりポジティブな話に見えないかもしれないが、彼には本当に感謝している)

先週、久しぶりに元指導教員で現共著者からメールが来て、そろそろ(止まってるプロジェクトの)ミーティングしないかとメールが来た。

はっきり言うが、彼には指導教員として最後までサポートしてくれた点に感謝しているのだが、人間として尊敬できる部分とそうではない部分がある。ワークショップなどではプレゼンターに対してかなり辛辣というか話を遮り自分の持論を展開するなど、かなり攻撃的なタイプだからだ。もちろん、その持論は往々にして合っているのだが、言い方が回りくどかったり分かりにくいため、そこで時間が止まってしまう。

また感情的になりやすいため、前に仕事でやらかしたときに面と向かってfxxkと言われたこともある。

まあそういうわけで付き合い方が難しいので、大学にいないときはできるだけ避けてきたのだが、今回はプロジェクトをまた発表するので追加で結果がほしいという事になった。彼はシニアだし、基本的に方向性について大まかに決定権があり、実際の作業は私という感じである。

その話が、ワークショップ発表の5日前。そこから怒涛の3日連続スカイプミーティング。流石にこっちとしても困るんですけど。。。

そもそも現職場は情報セキュリティからいろいろ制約が大きく、勤務中は割り当てられたPCしか使えないし、個人アカウントの使用も禁じられているので、githubdropboxにアクセスできない&必要なプログラミング言語のパッケージを簡単に追加できないなど、日中に作業ができないという状況なため、そのような緊急案件の対応はかなり厳しいものがある。

とに角そういうプレッシャーが嫌なのである。 そもそも思い返せば、初年度の授業で積極的に発言して教員に媚を売っていた私は、課程2年次に目をつけられてしまい、そのうち連絡無しで彼のオフィスに行ける様になってしまった。その結果、ついには学期中ならほとんど毎日彼とメールやり取りないしオフィスで15分程度ミーティングする生活を送ることになる。 次のミーティングが明日となれば、それまでに何らかの成果を挙げなければならず、とはいえ作業指示が明確なわけでもないので、結局何をすればいいのか途方に暮れることもしばしばだった。 この頃、大学の寮から出て中心街に引っ越した私は、近くに酒屋があることをいいことに毎晩のように深酒するようになってしまう。 気づけば朝で、二日酔いのまま大学に行き、ミーティングし、作業をなんとかして帰宅、また酒を飲むというような毎日である。

そういったわけで、感謝しているし、研究者としてそれなりに尊敬するが、同時に指導教員や共著者としてはできればあまり深入りしたくないという苦手意識を持つようになってしまった。