留学・音ゲー・研究備忘録

heine98の音ゲー・研究・留学の記録。Juliaとかlatexとか使います。

異なるSNA基準のマクロ経済変数の合体

言い訳すると、うちの大学はマクロ計量が本当に弱い(ここ数年、そちらの方の人が入ってくるようになったが)。今までまともに時系列分析の講義をとるチャンスすらなかった。ミクロ実証はやった。

実証畑でもなかったのだが、今やってるのが実証の共同研究なのでいろいろと参考になる。

ところで、日本のGDP四半期とかは1955年あたりから存在するのだが、2016年になるまで国民経済計算の定義が変わっているので単純にデータを合わせるだけでは一貫したデータセットが作れない。

ではどうするのか。答えは対数成長率を取って、成長率を合体させ、一番最後の期(たとえば今なら2015年4Qとか)を基準に、成長率からレベルを再計算するというのが一般らしい(?)。

こういうのこの歳になるまで知らなかったので、本当にヤバいんだと思う。